医薬部外品の『美白』化粧品って効くの?

こんにちは。

ついついブログをサボってしまうMAD美容皮膚科医、RITSUKOです。

 

今日は「医薬部外品」とそれ以外の「化粧品」の違いを明らかにしてみましょう。

 

皆さんは「医薬部外品」の方が「化粧品」より効く!と思っておられませんか?

なんとなく医薬部外品のほうが効きそう・・・。

そんなイメージかな、と思います。

でも、それは「イメージ」だけ!

 

 

医薬部外品には、厚生労働省が許可した効果・効能に有効な成分が、

一定の濃度で配合されています。薬事法に定められている決まりです。

 

この一定の濃度、というのがクセモノです。

 

たとえば美白成分の代表、ビタミンC。

「医薬部外品」の場合、配合上限は3%。

化粧品の場合は、20%も可能。自由なんです。

どっちが効くでしょう?

 

でもパッケージに「美白」と記載できるのは医薬部外品のみ。

矛盾していますよね・・・。

 

医薬部外品・・・「美白」とパッケージに書ける。

化粧品・・・パッケージに「美白」という記載は不可。

 

医薬部外品はパッケージに「美白」と書ける!だけなんです。

 

私はコスメを選ぶとき、医薬部外品は避けています。

「医薬部外品」=「法律は守っているけど、効かないぜ」と読めてしまうのです・・・。

ただ、化粧品の方は「自由」なので、効かないのから効くのまで様々。

 

一番賢明なのは、「化粧品」の中から「効果のある成分」をたっぷり配合してあるものを使うこと。

 

決して「医薬部外品」が「一般化粧品」より優れているわけではありませんので、そこのところ、ご注意を!!

 

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肝斑のお手入れ

みなさん、肝斑についてはお悩みのようです[:しょんぼり:]

肝斑を治すには医療の力が必要です。
単なる「美白スキンケア」では、残念ながら治りません。

まず、トラネキサム酸の内服。
そして、トラネキサム酸の塗り薬。

上の二つは基本です[:聞き耳を立てる:]

トラネキサム酸での治療を軸に、ケミカルピーリングを加える。

これもかなり有効ですが、
化粧品に入っている「AHA」「グリコール酸」レベルではダメのようです。
なぜなら、一般化粧品のAHAは「濃度は低くPhは高い」から。
化粧品というものはマイルドに作ってあるものなので、
市販レベルで何の刺激もなく使える「ピーリング系」のコスメは、
まったく役不足と言えるでしょう[:悲しい:]

病院でやってもらえる、サリチル酸マクロゴールのピーリングがベストです[:病院:]
(赤くもならないし、肌のハガレもほとんどありませんから)

しかし。

病院に通うだけでは肝斑は治りません。

スキンケアがまちがっていれば、月に1回病院で治療しても、
残りの29日間が足を引っ張ってしまいます。

おうちでのお手入れ・・・・

洗顔も化粧品でのお手入れも、やさしく、ふわふわと。

絶対にこすったり、パッティングしたり、
コットンを使ったり、マッサージしたり、
エステに通ったりしてはいけません!!
オイルクレンジングも厳禁です!![:プシュー:]

ミルク系かジェル系のやさしいクレンジング剤でなでるように化粧を落とし、
弱酸性の泡で出る洗顔料で、これまたなでるように洗顔。

少々の汚れは残っていてもいい!!
ぐらいのやさしさで洗ってください。

(だいたい、肝斑の人は汚れを落とそうとしてこすりすぎるために、
どんどん肝斑を悪化させていることが多いのです)

化粧水は弱酸性。
手のひらを押し当てるようにそうっと化粧水をつけます。
その後のクリーム類も「塗り込ん」ではいけません!
ふわーっとなでればOK[:イケテル:]

お手入れは、やりすぎてはダメ!です。
お肌を触りすぎては肝斑は治りませんよ。

ちなみに、トランシーノは本当に効きますから、
トランシーノが効かないと思っている人は、お手入れ方法を「やさしくふんわりそーっとそーっと」
に変更してみてくださいね[:拍手:]

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トランシーノは効くのか?

肝斑に効果があるトラネキサム酸内服[:聞き耳を立てる:]
今までは病院でしか処方してもらえませんでしたが、
今は「トランシーノ」という名前で一般販売され、
薬局で購入することが可能になりました[:拍手:]

しかし、効果がいまいちわからないと言って中途でやめたり、
飲んだり飲まなかったりと、いいかげんに内服する人が多い様子[:しょんぼり:]

私は「トランシーノ」が発売されると知ったとき、
病院に来る患者さんが減るかも・・・と
思ったのですが、逆に増えました。

「トランシーノを飲んでいるのですが、
シミが減っているのかどうだかわからないんです」

「トランシーノを飲んでいるのですが、
薬局で2ヶ月以上飲まないように、と言われました」

「トランシーノは肝斑にいいとのことですが、
私のこのシミが肝斑かどうかがわからないんです」

とのことです。

まず、肝斑は診断が難しいシミです。
目の下の頬骨部分にぼんやりと広がるシミと言われていますが、
鼻下に出ることもあれば、フェイスラインに出ることも。
また、こめかみから髪の生え際あたり、眉上に出ることも。
皮膚科医でも診断に悩むことがある肝斑を、一般の方に自己診断しろ、、、と言うのは難しすぎる!

次に、肝斑を内服で治療しようとすると、
最低でも一ヵ月半かかります。

そして、病院で内服治療する場合、1年以上内服を続けてもらうことが多いです。
しかし、トランシーノの注意事項欄には「2ヶ月以上は飲まないでください」と書かれてあります。
自己診断のもとトランシーノをずーっと飲み続けることはリスクがあるかもしれない、ということです。
医師の診察・指導のもとでなら、飲み続けられるわけです。

ほかに、肝斑の色自体が「薄ぼんやりとした茶色」
なので、シミが本当に薄くなってきているかどうか
自分でもとらえにくい、という点があります。

病院では特殊なシミ測定器を用いて色素値を計りますから[:見る:]
客観的にシミが薄くなっていくことがわかります。

ちなみに、トランシーノはトラネキサム酸の含有量としては
一日換算で750mgですから治療用としては十分だと思います。

「効くはず!」なのですよ。本当は[:嬉しい:]

クリニックでの肝斑治療では、皮膚科の先生により処方量は異なります。
一日500mg?1500mgの範囲でいろいろですね。
私は一日1000mgを処方しています。
そのほかにもいろんな薬剤やビタミン剤も一緒に処方します。
塗り薬も一緒に。
これが、美容皮膚科医の腕の見せ所ですね[:ハート:]

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