開発ストーリー|美肌道コスメ

美肌道 bihadado

本物の大人美肌へ。
医師が論文に基づいて開発した最先端のコスメです。


  bihadado.gif


美肌道 bihadado


弱酸性。
低刺激。
抗酸化ストレス。

イコール

抗トラブル。
抗アトピー、抗ニキビ。

そして、すべてのゴールは「アンチエイジング」。

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更新日 2010-06-01 | 作成日 2008-02-21

美肌道始動。

2007.11.30


クリニックでは乾燥や肌荒れの患者さんが多くなってきました。
高濃度セラミドのクリームが人気です。
このクリームはアトピーの患者さんにも(もともとは小児科でアトピーの赤ちゃんに使われていたクリームです)好評です。

しかし、美白を求める患者さんやアンチエイジングを考える患者さんは、
このセラミドクリームに加えて他のアイテムを重ね塗らなければなりません。
(それが小児科の患者さんと大人の女性のちがいですね)

大人の女性が満足する高保湿、高機能のクリームって何?
もともと勉強好きなので(コレと決めたらつっぱしる傾向がありまして・・・)、
セラミドに関する論文、ニキビに対するビタミンの効果、アンチエイジングに有効な原料、、、
日本香粧品学会で発表されている化粧品原料の学術論文などを読みあさりました。

すると、大人の美肌に必要な成分が見えてきました。
しかし、それらの成分をすべて含んでいるクリームが既製品ではなかなかないのです。

そこでひらめき。
そうか、化粧品ジプシーしなくても、自分で作ればいいんだ!

「お手入れの仕上げに塗る、大人用クリーム」を作りたい!
「アトピーの患者さん用のクリームが出発点」
(肌にやさしいことが絶対重要!)
「セラミドでの保湿にプラスα、おとな用美肌成分を加える!」
(いろんなクリームをごちゃごちゃ塗らなくてすむように)

美容皮膚科の医師として化粧品成分についてはかなり勉強しています。
しかし、今まではその知識を「化粧品選び」に使っていただけでした。
既製化粧品の中からいいものを選びだし、患者さんにすすめる。
私がやっていたことの枠から一歩外へ踏み出そう、と思いました。

それが「美肌道」の始まりでした。

クリームに入れる成分の選定

2007.12.13


論文を読みまくり肩がコリコリです。

ようやく、成分を選びました!

セラミド:根本的保湿に必要。アトピーの方や乾燥ニキビの方にも必要な成分です。
年齢とともに肌のセラミドが減少していくことも報告されており、
セラミド補充はアンチエイジング対策につながります。
セラミドはきちんと高濃度で配合することが必要です。

脂溶性ビタミンC(VC-IP):肌にやさしく刺激感がほとんどないビタミンC誘導体です。
水溶性のビタミンCと異なり、塗るだけで肌の奥に到達します。
美白、シワ対策(コラーゲンを増やしてくれます)、ニキビ(皮脂の酸化を抑制します)、
ニキビ跡(シミや凹凸)に効果がある成分。
しかし、これもセラミドと同じく高濃度で配合する必要があります。
そして、脂溶性ビタミンは酸化しやすいため容器にも工夫がいるなぁ・・・。
でも合成の酸化防止剤は使いたくない・・・。
うーん、なかなかてごわい成分だぞ、と思いました。

コムギ胚芽エキス(フランス産):シミを強力に予防する成分です。
同じコムギ胚芽エキスでもフランス産と他国産では効果が格段に違うのです。
植物性のエキスを使うときは、どこの国で採れているのか、品質は一定なのかを見極める必要があります。(植物エキスは、その土地や水の性質によって成分が異なってきますから)

クリームの主成分は上にあげた3つにしました。

その他、基剤も選び抜かないといけません。
肌にやさしく、ニキビを悪化させないで、かつ、必要な保湿効果がある。そして塗り心地もよいこと!

こだわりすぎかしら?

いやいや、
大切なお肌に塗るものだから、
自分で開発するんだから、
今までにない化粧品を作りたいんだから。

とことんまでぜいたくになってやる!と思いを新たにしました。

成分をもっと極める!

2007.12.20

セラミドと言ってもいろいろあります。

私は医師なので、やはり論文で効果が実証されている成分を使いたいと思いました。
単なる感覚で「なんとなくぬりごこちがよい、しっとりする」というふうに作ってしまっては、
ひとりよがりの化粧品になってしまいます。
やはり医学的実証、データが必要です。
そして、実際に使ってもらった方々の声を聞くこと。

試作品ができたらクリニックのナースたちや患者さんたちに使ってもらって
よりよい方向へと変更していきたいと考えています。
私は、医師としてまずは自信をもった成分を選び、クリームの「柱」というか「背骨」を
きちんと構築しておかなければいけません。
私の視点がブレていては、その後の細かな変更もうまくいくはずがありません。

そこでセラミドとしては、多くの論文や医学雑誌で発表され効果が実証されている
「コメヌカスフィンゴ糖脂質」(=植物性天然セラミド)を選びました。
コメヌカスフィンゴ糖脂質は人間の表皮にある細胞間脂質と同じ構造をしています。

このように、ひとつひとつの成分について選んで選んで選びまくっています。
すごく時間がかかる作業です。

特殊オイルを患者さんに試してもらう!

2007.12.21


クリームと平行して、オイルと化粧水も考え始めています。
クリームは工場設備が必要なのですが(「練る」という工程があるため)、
オイルと化粧水に関しては「自宅工場」で製作開始!です。
(単純に「混ぜる」だけでできますからね)(材料も酸化しにくいものを使いますから)

オイルに関しては「ムコールシルシネロイデス油」(=ムコール油)という、
特殊な原料を使ってみました。
ガンマリノレン酸を多く含むオイルを使用することで、真皮の炎症を抑え、
乾燥肌や荒れ肌、老化を抑制する目的です。

一般に、美容油としてガンマリノレン酸を多く含むものとしては「月見草(ボラージ)」
「黒スグリ」「ルリチシャ」があります。

しかし、植物性のオイルには欠点がありました。
「酸化されやすい(=傷みやすい)(=酸化防止剤を入れる必要がある)」ことがまず一つ。
酸化したオイルは肌を痛めますし、また、合成の酸化防止剤(美容油の酸化防止剤として、
多くはBHTが使われています)は使いたくない・・・。
他の欠点としては「産地により品質が一定でない」という点があげられます。
主食のお米にも産地によりさまざまな特徴があります。
化粧品に使われる植物エキスも、産地によって品質はさまざまです。
(なので、私は植物性エキスを使うことには慎重です。
効果を必ず出したい主成分として使うエキスに関しては、産地を必ず特定して使用します)
(その点、ビタミン系統や、微生物発酵の原料は品質が安定していますから安心です)

そこで、ムコールシルシネロイデス油。
(かなりこの油にのめりこみましたので、今ではスラスラと言えます。
なかなかおぼえにくい名前ですよね・・・)
略して「ムコール油」。
これは、微生物発酵からできるガンマリノレン酸含有のオイルで、
植物性とちがって「酸化しにくい」「品質が一定」というメリットがあります。
(もちろんデメリットもありますよ・・・。原料費が高いことです・・・)

このオイルを原料にして、サラサラ感が出るよう、
スクワランやビタミンC・ビタミンEを投入し、ビーカーで混ぜてはヌリヌリ。
ヌリヌリ、ヌリヌリ・・・。

試行錯誤でできあがったものを、看護師さんと患者さんに試してもらいました。
一週間後、どんな返事がくるか!?

「奇跡のオイル」、誕生!

2007.12.29


うれしいことです!
こわごわ試作品をさしだしたのですが、看護師さんからも患者さんからも大好評でした。

「あれは一体ナニ!?」と言われたときは「げ、失敗!?」と身構えましたが、
「まったく今までの化粧品ではありえなかった感覚でした」と笑顔で言ってもらえて一安心。

洗顔後すぐにオイルを塗る、というのは受け入れてもらえないかも、と思っていたのですが。

「オイルのあとに化粧水を塗っても『入らない』て思っていたけど、
ぐんぐん入っていっておどろいた」と言ってもらえました。

肌がもちもちしてきた、荒れにくくなった、粉吹きがおさまった、と、想像以上の好評で
(実際、合わないと言った人はゼロだったのです)
こわいくらいにうれしいRITSUKOでございました。

使用する成分は決定、あとは配合割合の調整をするだけです。

製造工場さんを選ぶ!

2008.1.10


だいたいの有効成分選びが終わったところで、製造工場さがしです。
きちんとした薬学知識を持ち、また衛生面でもすぐれた製造会社さんをさがさねばいけません。
そこで、いくつかの化粧品製造会社、医薬品製造会社とコンタクトをとり、
じっくりとお話を伺ってみました。

その中でも特に誠実で、私に対して厳しい意見をのべてくれた「M社」さんに
製造をお願いすることにしました。

「お医者さん」として持ち上げてくれる製造会社さんもありましたが、
私はそんなことを望んでいたわけではありません。
また、道楽で化粧品を作ろうと思ったわけでもありません。
とにかく、自分の化粧品ジプシーが終わるような長くつきあえる化粧品、
大人の女性が望む成分をきちんと詰めこんだ化粧品、を作りたかったのです。

M社さんは、無菌室でエアレスボトル充填をおこなう、
日本でも数少ないすぐれた施設を持っています。
無菌室で、それもボトルに空気が一切入らず、
またボトル口から空気が逆流して入ることもないため、中身がずっと清潔に保たれるのです。
それゆえに、空気に触れると不安定になり分解・変質が進んでしまうような成分も
安心して配合できます。また、防腐剤も入れることなく安心して長期保存できます。
(エアレスボトルの欠点ももちろんありますよ。
ちょっとお値段が上がってしまうことです・・・)

そして、偶然ですがM社さんは「ご近所さん」でした。
京都どうしです。
(余談ですが、営業のSさんはかわいらしいハンサムガイで、とても丁寧に対応してくれます。
薬理にくわしい製造担当のK先生は渋くて厳しくて、話していて身が引き締まります)

医師が開発したドクターズコスメ、というふれこみの化粧品は世の中にいっぱいあります。
医師の助言のもと化粧品担当者が作っていたり、医師はイメージのみを伝えていたり、
といろいろです。
私は世の中で人気のある成分を寄せ集めて作る、といったことはしたくありませんでした。
産地からこだわって選び、濃度も指定する医者はなかなかいません(私は凝り性なのです)
(変人とも言う・・・)。

私はひとりで、なるべくすべてをこなすようにしています。
(もちろん、支えてくれる方はたくさん。いやがらずに「皮膚を提供してくれる」ナースたち、患者さん、製造の会社さん)
医師として芯がブレない化粧品を作りたかったので、基本は誰にも任せず、
成分の選定、見極め、配合量、工場との折衝、ぜーんぶがんばります!楽しいです。

化粧水はベーシック路線に決定!

2008.1.11


化粧水を多機能のものにするか、ベーシックなものにするか悩みました。
多機能のものにすると、弱っている肌には刺激が強く炎症を遷延させてしまうことがあります。

試作第一号は、ビタミン類を豊富に含んだ多機能化粧水を作りました。
自分でピーリング直後や真冬に使用したところ、刺激を感じることもありました。
また、ナースたちに試してもらったところ、化粧水は多機能であることよりも
「保湿感があってほしい」「きちんとうるおってほしい」という意見が多くありました。
そこで、どんな状態の肌にも使える化粧水を目指すことにしました。

目標は角層をうるおすこと。とことんまで角層をうるおす!!

※ 化粧水(=水溶性)で有効成分を真皮まで到達させることは困難です。多くの美容成分は脂溶性でこそ真皮にまで到達します。

超ベーシックな化粧水ができあがる。

2008.1.22


乾燥肌、肌荒れの方にも安心して使ってもらえること。
乾燥性のにきび肌をきちんとうるおし、べたつかないこと。
医学的に「角層」に必要な物質をきちんともらさず配合すること。
お肌を健康的な状態「=基本の状態」に戻すこと。

美容液やクリームに最先端の成分(しかし肌にはやさしい成分)を配合することにして、
化粧水は「基本に戻る」ことにしました。

まず、保湿のカナメ「NMF」に注目し16種類ものアミノ酸を潤沢に配合しました。

そして水分を肌にとどめるため、ヒアルロン酸とリピジュアを配合しました。
ヒアルロン酸は「1gで6Lもの水分をかかえこむ」という保水力にすぐれた成分です。
(しかし、ヒアルロン酸を塗っただけでは水分をかかえこむことはできません。
必ず、油分で上から保護する必要があります)
また、「リピジュア」は水で洗っても落ちずに保湿力が保たれるので、
根本保湿には欠かせない成分だと言えます。

乾燥肌、肌荒れ、吹き出物、また肝班(シミのひとつ)では、
肌に慢性の微細な炎症がおきています。
その炎症を抑えるためグリチルリチン酸2Kとアラントインを配合しました。
グリチルリチン酸2Kは皮膚の炎症緩和、ニキビなど皮脂の分泌抑制、消炎効果を持ちます。
アラントインには細胞増殖作用があり、傷や火傷の治りを早める作用があります。

他にも配合したい成分はやまほどありましたが、ぐっとこらえました。
とにかく、お肌にとっての「港」を目指し、いつでもどんな状態でもこの化粧水に戻ってきてもらおう、と思って作りました。

化粧水は、基本的な成分・シンプルな構成にしたので案外すんなりと完成しました。
やっほーい。

美容液も結局シンプルに。

2008.2月中旬


美容液って、脂溶性でしょうか、水溶性でしょうか。
とろっとしていますが水溶性です。
ということは、真皮まで到達させる成分をやみくもに入れても無効!
ということになってしまいます。
なので、美容液(水溶性)を効果のあるものにするには、
水溶性だけど肌への浸透性がいいものを厳選しなければいけません。

すると、おのずから選択肢が狭くなりました。

注目していた最先端開発成分がもとからあったので、案外すんなり決まりました。

次世代ビタミンCと言われているAPPS(アプレシエ)なら、
水溶性でも浸透性にすぐれています。
アプレシエは水溶性でありながら、塗るだけで真皮に到達する最先端のビタミンCです。
これなら水溶性の美容液でも有効!です。

次に、進化型ビタミンE(TPNa)は水溶性だからこそ働きがアップした最先端の成分。
今までビタミンEは脂溶性しかありませんでしたが、不安定で使用感もベタベタしていました。水溶性にすることで安定性が増し使い心地もよくなったので、
これも水溶性の美容液として最適の成分です。

この2つの成分を主軸に濃度を高め、防腐剤なしで安定させることにしました。

成分をしぼったので、あとは配合濃度を微調整するだけになりました。

試作品をつくり、まずは「母」に試させてみることにしました。
人身御供、人身御供。くふふ。

HPを作らなくては!

2008.2.14


患者さんとナースたちにまずは使ってほしかったコスメたち。
試作品からなかなか評判がよかったので、そのほかのみなさんにもすすめたくなってきました。
それにはHPを作らなくては・・・。

私は以前、アクセサリーを手作りしていました。
医大生のころ、どうにもこうにもお金がなくアクセサリーを作ってはHPで販売し、
学費と食費にあてていました。
(家庭教師だけのアルバイトだけでは生きていけませんでした・・・)
そのうち評判になって、女性自身(有名な週刊誌です)にも
アクセサリーの作り方講師として登場したことがあります。

そのころはまだまだ個人がHPを作っていない時代で、
素人っぽさ丸出しのHPでもお客さんがけっこう来てくださったものです。

しかし、ネット全盛の今、以前のようなHPではダメです!!

はじめは、HP作成業者さんに頼もうと思っていましたが、
私の感覚ぴったりのHPを作ってもらうのも困難でした。

よし!コスメも自分で作ったし、HPも自分で作るぞ!

この日は、Bind for Weblifeというデジタルステージさんのソフトを購入しました。

あとひとつ作りたいコスメがある!

2008.2.15


当院のシワとりメニューにトレチノイン治療(塗り薬)というのがあります。
トレチノインはビタミンAの一種です。
1ヶ月間の治療を終えた患者さんは、肌に透明感も出て小じわが減ります。
しかし!!塗っている1ヶ月の間は、肌は真っ赤でヒリヒリしますから、かなりストレスのかかる1ヶ月となります。
(皮膚が真っ赤になった段階で「薬を投げ捨てた!」という患者さんもおられるほど)

なんとかして、ストレスなくこじわを減らせないか・・・。

もちろん、ケミカルピーリングを繰り返してもらうと肌はきれいになってきます。
しかし、毎日のケアに「シワ対策のコスメ」を取り入れてもらうと効果はもっと上がります。

今までにシワ対策として日本で認可が下りている成分「レチノール」は、
トレチノインの1/100の効果しか出せないのでクリニックコスメとしては弱すぎる・・・。

まず試作品として作ってもらったのはレチノールを高濃度にしたジェルクリームでした。
しかし、効果が出る前に肌に刺激感が出てしまいました。
また、いくら高濃度にしてもレチノールでは限界があります。

そこで出会ったのが「レチノイン酸トコフェリル」です。
開発されたばかりです。
トレチノインにビタミンEをくっつけた成分です。
トレチノイン並みのしわとり効果があり、副作用(赤み・ヒリヒリ感)はほとんどゼロという
ふれこみでしたが、まだまだ信用していませんでした。

そこでM社のK先生にレチノイン酸トコフェリル(かなり高濃度)を使ったジェルクリームを頼みました。

今まで超高濃度のレチノールクリームを使っていた私が試用してみることにしました。

超高濃度レチノールよりもよし!

2008.2月下旬


試作品の「レチノイン酸トコフェリル」のジェルクリームを塗ってから、およそ2週間が立ちました。

感想は「オッケー!!」(まだ私ひとりしか使っていませんが)

まず、刺激感がゼロです。
超高濃度のレチノールクリーム(病院でしか販売できないレベル)をずっと使ってきて、
「コレなしではいられない!」と思っていましたが、
レチノイン酸トコフェリルのジェルクリームは同等の効果が出ました。

私が最初に実感したのは「肌に透明感」が出ること。
角質の水分量が確実に上がっています。
それから、シワ(目元の小じわが気になってきていました)が徐々に薄くなってきています。
刺激感なしにこれらの効果がここまで出ることに驚きでした。
毛穴も小さくなり、化粧のりがいいお肌になっています。
それらの効果が、まだまだ乾燥の続くこの季節に現れたのでかなり満足しました。
(なんだか自画自賛の感想ばかりですが、ごめんなさい・・・。
きちんと成分を選んで濃度調整し、不要なものを省けばいいものができるんだ!と感動の毎日なのです・・・。しかし、原料代はかかりますね・・・)

ともかく! つるりんお肌を保てています。

次は、スタッフと患者さんに試してもらうことにしました。

ターゲットは、私と同じ超高濃度のレチノールを使っているナースRちゃんと、一般販売されているレチノールクリームを使っている受付スタッフKさんと、レチノールでは真っ赤になって皮がむけてしまったMさんです。

Mさんは患者さんなので、大丈夫でありますように、とドキドキのモニターさんです。

HPは難航中!

2008.3.1


化粧品を作るほうはサクサクと進みだしたのですが、HPは難航しています・・・。
難しい・・・。

Bind for Weblifeを使っていますが、ATOKを立ち上げるとソフトがダウンしてしまうので、
ことえりを使っています(Macユーザーです)。
コピー&ペーストができない、という困難もたちはだかっています
(現在はショートカットキーで対応可能ということを知りました。2008.4.3)。

なかなか使いやすいソフトだと思うのですが、慣れるまで時間がかかっています。

Bind for Weblifeを使っておられる方には、
このサイトが「Bindそのものやん・・・」と思われるかも。
テンプレートを使っているし・・・。
色もテンプレートの色が気に入ってしまったのでそのままの色だし・・・。
「超Bind的サイト」です。
Bind for Weblifeを出しているソフト会社、デジタルステージさんには何回も何回も
メールを出して、使い方の指示をあおぎました。
そのつど的確にお返事をくださるので、助かっています。

化粧品だけでなくサイトまで試行錯誤の手作り真っ最中です!(笑)

レチノイン酸トコフェリルのジェルクリーム完成!

2008.3月上旬

保湿兼美白のクリームを作るときには、成分選びからかなり時間がかかったのに、
最近はサクサクと試作品が完成します。
なんでだろう・・・と思っていましたが、「勉強」のおかげなんですね。

成分の論文や本をやまほど読みあさって(その数、本にして37冊!!)、基礎知識にきちんとした「柱」ができたおかげで、作業の後半がすんなりと進んでいるのだと思います。

みなさんも、スキンケアについてきちんとした知識を持ってほしいなぁと思います。
はやっているマッサージやまちがったお手入れ方法で美肌と逆の方向へ進んでおられる患者さんも多いです。
すごくもったいないし、医師としては悔しい思いでいっぱいです。

・・・なんて考えていたら、スキンケアについてのブログをたちあげよう!と思いつきました。
またいずれ開始したいと思います。
がんばります!!

さて、レチノイン酸トコフェリルのジェルクリームですが、黄色がかった(成分色)、質感が「てろん」としたものができあがりました。

試作品を使ってくれたモニターさんたちから感想も伺いました。

一番心配していたのは、レチノールで赤くなり皮がむけたことのある患者のMさん。
「まったく赤くなることもなく、刺激感もありませんでした」との報告でした。効果については何も言われませんでした。

次に、一般販売されているレチノールクリームをずっと使ってきた当院受付スタッフのMさん。
「3日間使うと違いがわかる!!すごく透明感が出ます。塗るのをやめるとダメになる!
先生、早く商品化してください!!!」と言ってくれました。

最後に、私と同じ超高濃度レチノールクリームを使っているナースのRちゃんです。
「同じくらいの効果を感じましたよ」とのこと。

超高濃度とは言え、レチノールクリームと「同じくらい」というのが悔しかった私ですが、
ここで濃度を上げすぎては、いくら刺激感の出にくい成分とは言え、
一般の方(クリニックで肌を見せてもらうことができない方)に使ってもらうのには
リスクがあります。
ぐっ、とがまんしてこの濃度でOKとすることにしました。
「過ぎたるは及ばざるがごとし」です。

美肌道のコスメはみなさんの意見とともに成長していきたいと思っています。
みなさんからの意見を分析して改良の余地があれば、
どんどん改良・変更を加えていこうと思っています。

ラベルデザインができあがる!

2008.3.16


最近のタイトルは「!」が多いですが、コスメができあがるにつれ興奮の度合いが増してきて
ハイテンションなのです。ごめんなさい。

今日はラベルデザインができあがったことの報告です。

ラベルデザインは弟に頼みました。
弟は、私の「24時間Macサポートセンター(無償)」であり、「人生に悩んだときのカウンセラー」であり(もちろん24時間対応!)、今回の「美肌道ロゴデザイナー」でもあります。

おはずかしいのですが、画像を一枚。
(出だしのマジック、かすれてるし・・・)
bihadamaid.gif


弟に「どんなロゴデザインがええねん?」と聞かれ・・・。

姉「まるがあってな、そこに同心円があってな、美肌道とBIHADADOって文字が入るねん。
 真ん中にはキャラが入るねん。キャラは美肌メイドちゃんって言って、
 美肌リスがエブロンしててお盆にコスメのせて座ってるねん」

弟「何言うてるんかまったくわからへん!メールでイメージ送って!」

姉「イメージ、って、頭の中にあるねん・・・」

弟「だいたいでいいから、イラストレータでデザイン描いてみて!」

姉「(逆切れ!)イラストレータ持ってるけど、使えるんやったらあんたに電話してへん!」

弟「・・・ほんなら、紙に描いてデジカメで撮ってメールで送って・・・」

ということで、メールしたのがこの一枚。
酔っぱらいが描いたみたいな走り書きですが、酔っぱらって描いたわけではありません!

結局、弟に採用されたのは「円」を一部使う、ということのみ。
当初のBIHADADOもbihadadoと小文字に変行されています(勝手に・・・)。
美肌メイドちゃんについては、メールの返事で一言も触れられていませんでした。
却下ですね・・・。
まぁ、今となっては自分でも「美肌メイドちゃん」の意味がわかりません・・・。

弟よ、正しい方向に導いてくれてありがとう。
(弟は建築家で、大学の先生をしています)

母の顔みてひとこと

2008.3.22


母とひさしぶりに会いまして、「おかん、何かしたん?きれいやん!!」とびっくり。

母「何した、って、あんたが作った化粧品を使ってるだけやがな」とのこと。

忘れていましたが、母にはオイルと美容液(マルチエッセンス・エフェクター)
を渡していました。

ほほう。美白兼保湿のクリーム(ラストスプレッド)はまだ渡していませんし、
シワ対策のジェルクリーム(パワーオブA)もまだ使ってもらっていません。
それでもかなりきれいな肌になっていました。

もともとトラブルの少ない、トシの割にきれいな肌の母ですが、
「もちもち感」「透明感」がアップし、「くすみのない肌」になっていました。
これは本当の本当。

リキッドファンデーションだけでOKとのことです。

母「またちょうだいな、新作」とのことでした。

母には、次なる新作を試してもらうことにしました。
ラストスプレッドやパワーオブAではなく、
DHEAの入ったクリームでまたも人身御供になってもらいます。

ジャリジャリの失敗作が完成→母行き

2008.3.30


DHEAは「マザーホルモン」と呼ばれていて、
50種類ものホルモンを作りだしてくれる「ホルモンの母」です。

これを塗ったら肌が若返る、という論文を見つけたので試作を開始しました。
欧米での報告だったので、濃度をどうするか悩みました。
欧米人とアジア人の肌はちがうからです。
(アジア人の肌の方が弱いのです)

おそるおそる濃度を決定し、DHEA(粉末)とVCIP(脂溶性ビタミンC)5%のクリームを
混ぜ混ぜ・・・。

試作品段階では工場に頼まず、「自宅工場」(=リビングの片隅)で作るので、
軟膏練り台と軟膏ベラで、ひたすら練り練り・・・。

それでも混ざりきらないので、練り鉢とすりこぎで練り練り・・・。
しかし、混ざりきりませんでした。
・・・あきらめました。
あきらめたのは「完全に混ぜること」であって、作るのをあきらめたわけではありません!

ジャリジャリのクリームは母行き!!

私「ジャリジャリやけどな、よう効くで。あんまりこすらんように薄く塗ってみて」

母は「新作、新作」とうれしそうです。今度は本当の人身御供かも・・・。

工場から完成品が届く

2008.4.5


無菌室でエアレスボトルづめを頼んでいた2製品と、
エアレスではないですが無菌室で詰めてもらった化粧水が本日届きました。

クリーム・ラストスプレッド(最後のひとぬり、という意味です)、
ジェリー・パワーオブA(レチノイン酸トコフェリルはビタミンAの仲間なので、
「Aのちから」という名前にしました)
ローション・ベーシックドリップ(基本の一滴、という意味です)。

さっそく段ボール箱を抱えてクリニックに持参しました。

ローション・ベーシックドリップをナースたちの手の甲に垂らしたとき「おお!」の声が。
あまりのトロミ感に「これは化粧水?美容液?」という質問がありました。
手の甲から垂れずに、しずくが持ち上がってとどまっています。
さっそくナースや受付スタッフが購入してくれました。

クリーム・ラストスプレッドは、試作段階からスタッフ受けがよかった製品です。
しかし、原料が高いため販売価格も少し高めとなり、スタッフは渋い顔でした・・・。
(ごめんなさい。でも、原料をけちったらいいものができないし・・・許してください)
商品到着当日のこの日、美白と保湿に悩んでいる患者さんが偶然来られて、
買っていかれました。

ジェリー・パワーオブAは、シワに悩む世代からの必需品となるので、
若いスタッフは素通りでした。
しかし!私と同世代のスタッフは「待っていました!」と喜んでくれています。
この日には、ナースが1本購入してくれました。

ラベルデザインの反省点

2008.4.6


ラベルデザイン、ひとつひとつは気に入っているのですが反省点もありました。
(でも1000枚印刷しちゃっているので、変更はのちほど・・・)

ジェリー・パワーオブA と、クリーム・ラストスプレッドが似すぎている・・・。
薬事法上、表のラベルは英語表記のままです。
(本当はカタカナで商品名を記したかったのですが・・・)
同じコバルトブルーのボトルに英語表記のままなので、
パッと見た感じで区別がつきにくいのです。
使用されるときに、ジェリーとクリームをまちがって手に取ってしまわれる可能性大!!
本当にごめんなさい。

中身は、クリーム・ラストスプレッドは白色、ジェリー・パワーオブA は薄黄色なので
中身を出せば違いはわかるのですが、ボトルだけでは判別しにくい・・・。

次回は必ず変更します。

ジェリー・パワーオブAの威力!


2008.10.22

レチノイン酸トコフェリルを使った、ジェリー・パワーオブAの
使用前・使用後の画像をアップします。
私の目元のちりめんじわです。
頬骨あたりの毛穴も小さくなっているのがおわかりになるでしょうか?

化粧品なので効果はゆっくりです。
afterの写真は使用してから半年後のものです。

before
H19.09.05 before.jpg

after
H20.05.28 after.jpg

また、クリニックの患者さんでは、
今のところ、ジェリー・パワーオブAが合わなかった方はおられません。
私としては、より肌にやさしいと考えていたクリーム・ラストスプレッド
の方が4名の方(約150人中)で赤みが出てしまい、
VCIPがいくら肌にやさしいとは言え、高濃度のビタミンCは
お肌に合わない方もおられるのだということがわかりました。
(赤みが出た方は使用中止ですぐにおさまっています)
(赤みが出た方、すみませんでした)

逆に、肌に合わない方もおられるかも・・・と思っていた、
このジェリー・パワーオブAが、
けっこうどの肌質でもイケることがわかりました。

おひさしぶりです。

2009.7.22


ずいぶんとごぶさたの更新になってしまいました。
何のせいかって、Bind for Weblife(このHPを作っているソフト)の
せいですよ〜〜〜。

愛用していたMacBookが壊れてしまい、
新しいMakBookをうきうき購入したのが、去年の秋。
もちろん、Web作成ソフトもきちんと新しいPCにデータごと
移したつもりが、うんともすんともソフトが動かない。

デジタルステージさんと、何度メールのやりとりをしたことか・・・。

しかし、9ヶ月の時を経て、復活です!

さて、美肌道のコスメはおかげさまで人気です。
増産体制に入っています。

小さなwebshopですが、
購入してくださる方がほとんどリピートしてくださるので
とてもうれしい毎日です。

これからは、ちょくちょくと更新していきます。
どうもみなさま、放りっぱなしのサイトで申し訳ありませんでした。

(デジタルステージさん、お世話になりました!)

DHEAクリームが人気に・・・


2009.11.2

美肌道では販売していないのですが、
院内で診察の上、使用していただいているDHEAクリームが
最近人気です。

お肌に足りなくなったホルモン成分を直接補うものですので、
若返り効果はかなり高いです。

100ミクロンのネットのふるいをかけてから製作するのですが、
(完全、私の手作りです)、
なかなかシャリシャリ感が取れず、苦心しています。

それでも、効果が出ると言って使ってくださる患者さまに感謝です。

クレンジング完成


2009.12.20

美肌道に新しくクレンジングリキッドが仲間入りしました。

汚れを溶かして落とすのではなく、
汚れを吸着して落とす、肌にやさしいクレンジングです。

にきび肌を悪化させず、乾燥もさせないように処方しました。

ビタミンCも配合し、お肌を守りながら洗い上げます。

軽いお化粧だけの方は、クレンジングのみでダブル洗顔は不要です。
厚めのお化粧の方は、W洗顔をお願いします。

ウォータープルーフのマスカラだけは落とせません・・・。
(ポイントメイク落としをお使いください)

これからもよろしくお願いします。